甘い食べ物を食べた時の痛みを「甘味痛」といいます。むし歯特有の痛みです。
この場合はC2程の大きさのむし歯が原因で起こります。歯を削り詰める治療を行います。
ただし、むし歯が大きくなると神経を取る治療が必要になるケースが多いため、早めの来院や受診が大切です。
むし歯の状態によって痛みの段階がいくつかありますが、歯がうずく場合はむし歯がかなり進行していると考えられます。
そのため、歯を削って神経を取り除かなければならない場合が多いです。
むし歯を放っておいて歯の神経が死んで腐ってしまった場合は噛むと痛みが出ます。歯ぐきが腫れてくることもあります。
腐った神経を取り除いて歯の内部をきれいに洗浄して治療します。これを根幹治療といいます。
歯ぐきが痛む場合は歯周病になっている可能性が高いです。歯周病は日本人が歯を失う最も多い原因で、軽症の間は歯茎の腫れや痛み、出血等が起こり、重症になると歯が抜けてしまう病気です。
定期健診で早めに発見して適切なケアをすると、重症化することはありません。
歯がしみる場合は、2つの理由があります。
@むし歯が原因の場合
軽度のむし歯の場合、冷たいものがしみることがありますが、熱いものがしみる場合は重度のむし歯であることが考えられます。
A知覚過敏の場合
歯ブラシの力などによって歯がすり減ってしまい、そこに刺激が加わるとしみる場合があります。
この場合はすり減ったところを詰めると治ります。